このページは、テストステロンで筋肉モリモリなのにハゲていない人がいる理由を調べている人や、男性ホルモンがモリモリで性欲旺盛なのにハゲていない人がいる理由を調べている人、そして私のように貧弱な身体なのにハゲている理由を調べている人にとって有意義な記事となっています。
ハゲの軌跡に迫る、究極の発毛ドキュメンタリーサイトの主役を務める羽毛田 恵夢(43)です。
「はねげだ めぐむ」と読みます。(「ハゲた」ではありません!)
ハゲ治療の最前線に立ち、この身をもってエクソソーム薄毛治療に完全密着してハゲが発毛する奇跡を追求するため、様々な情報を吸収しながらこの記事を書いています。
男性ホルモンの一種であるテストステロンは、体内で5α還元酵素という酵素によって、より強力な男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。DHTは、前立腺や毛乳頭などに作用して、前立腺肥大症や男性型脱毛症などの症状を引き起こすことがあります。この記事では、5α還元酵素の働きや種類、抑制する方法などについて、詳しく解説します。
5α還元酵素と薄毛について先出し結論
お忙しい方のために先に要点をまとめますので、お暇な方は最後までお付き合いください。
- 5α還元酵素の活性は男性の薄毛に影響するが、筋肉増強や性欲とは関係がない。
5α還元酵素は筋肉や性欲には直接関係しない
5α還元酵素は、テストステロンからジヒドロテストステロン(DHT)への変換に関与しますが、直接的に筋肉や性欲には関係しません。
意味が分からない人のために少しだけ詳しく解説します。
テストステロンは筋力や性欲に影響する
テストステロンは、男性らしさを支えるホルモンで、筋力や性欲・体毛などに影響を与えます。
テストステロンは男性の性的な特徴や生殖能力の形成に重要な役割を果たしています。
テストステロンは、男性の性器や二次性徴の発育、筋肉量の増加、骨密度の維持などに関与し、男性の性的な特徴や生殖能力の形成に重要な役割を果たしています。
男性の睾丸(睾丸)や副腎皮質から分泌されるテストステロンは、体内でさまざまな機能に影響を与えます。例えば、性欲や性的な興奮、筋肉の成長や修復、赤血球の産生、骨の健康維持などがその一例です。
ただし、テストステロンの影響は個人差があり、他の要因や個人の環境、遺伝的な要素などと相互作用しているので、純粋にテストステロン量だけでなにかの原因を特定することは難しいです。
テストステロン量は時間や状況によっても変動するため、単一の指標としての解釈には注意が必要です。個人の性格や行動、身体的な特徴、精神的な状態などは、テストステロンだけでは説明できない要素が含まれています。
性欲や行動の形成には多くの要素が関与しており、テストステロンはその一部であると考えてください。単純な関連性や因果関係を一般化することはできません。
テストステロンは、体内の各部にある5α還元酵素の作用により、DHT(ジヒドロテストステロン)という別の男性ホルモンに変わります。
これが男性型脱毛症による薄毛の原因なので、テストステロンは薄毛と直接関係しません。
DHTはハゲの原因になる
DHTは、髪の毛の元となる毛乳頭の働きを低下させてしまい、髪の毛の成長期が短くなり、細く色も薄くなってしまいます。これが男性型脱毛症(AGA)の原因とされています。
つまり、テストステロンそのものがハゲの原因になるわけではなく、DHTに変わったときにハゲる可能性が高まるということです。
しかし、DHTが多いからといって必ずハゲるわけではありません。毛乳頭にある5α還元酵素の量や活性は、遺伝的な要因や生活習慣などによって個人差があります。
そのため、テストステロンとハゲの関係は人によって異なると言えます。
テストステロン治療を受ける場合は、DHTの産生を抑える薬剤(5α還元酵素阻害薬)を併用することで、ハゲや前立腺肥大などを予防することができます。また、血液検査によってテストステロン量が正常範囲内かどうかを確認することも重要です。
以上が、テストステロンが多くて筋肉モリモリでも禿げない人がいる理由であり、性欲旺盛なのに髪の毛がふっさふさな人がいる理由であり、貧弱な体系でも禿げている人がいる理由です。
ハゲている人は5α還元酵素が多めなのか?
5α還元酵素は、男性ホルモンの一種であるテストステロンを、薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素です。5α還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、それぞれ分布する部位や働きが異なります。
Ⅰ型はほぼ全身の皮脂腺に分布し、皮脂の分泌量に影響します。Ⅱ型は頭皮(主に前頭部と頭頂部)、脇、髭、陰部などに存在し、DHTへの代謝が高いです。DHTは頭皮の毛乳頭細胞にある男性ホルモンレセプターと結合することで、脱毛因子を増加させ、ヘアサイクルを乱して薄毛を進行させます。
5α還元酵素の活性度は、遺伝的要素が強く関係しています。両親のどちらかが薄毛の遺伝子を持っていれば、子にもその情報が引き継がれてしまう可能性があります。また、生活習慣やストレスなども5α還元酵素の活性度に影響を与えると考えられます。
したがって、ハゲている人は5α還元酵素が多めということは必ずしも言えませんが、5α還元酵素が活性すればするほどAGA発症のリスクが高まると言えます。特にⅡ型の5α還元酵素が多く分布する前頭部や頭頂部は薄毛になりやすい傾向にあります。逆に、同じⅡ型でも脇や髭、陰部では発毛作用が強く働くため、髪は薄くなったのに髭や脇毛は濃くなったと感じられる場合もあります。
5α還元酵素阻害薬の服用は筋肉を落とすことになるか?
たとえばハゲ治療の強力内服薬として人気のデュタステリドの服用で筋肉は落ちるか、しらべてみました。
デュタステリドとは
デュタステリドは、AGAの治療薬として有効な5α還元酵素阻害薬です。5α還元酵素は、男性ホルモンの一種であるテストステロンを、薄毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)に変換する酵素です。デュタステリドは、この変換を阻害することで、DHTの生成を抑えてAGAを改善します。
テストステロンとは
テストステロンは、筋肉の増大や強化に関与するホルモンです。筋トレをすることで、テストステロンの分泌が増加し、筋肉が成長します。しかし、デュタステリドがテストステロンからDHTへの変換を阻害することで、テストステロンの量が増えるという仮説があります。その場合、デュタステリドは筋肉にもプラスの影響を与える可能性があると考えられます。
デュタステリドの内服でテストステロンの量が増えるって本当?
デュタステリドの服用は筋肉に対して直接的な影響を与えないと言われています。これは、デュタステリドによって阻害されたDHTの量は、筋肉に影響を及ぼすほどではないからです。また、デュタステリドによって増加したとされるテストステロンの量も、筋肉に影響を及ぼすほどではないからです。
したがって、デュタステリドの服用で筋肉が落ちるということはありません。もしもデュタステリドの服用後に筋肉量が減ったと感じた場合は、他の要因が考えられます。例えば、食事摂取量の減少や過度な負荷による疲労などが挙げられます²。そのため、デュタステリドを服用しながら筋トレを行う場合は、栄養バランスや適度な負荷に気を付けることが大切です。
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私(羽毛田 恵夢)のエクソソームを使ったM字ハゲ改善計画を治療前から現在までほぼ毎日マイクロスコープ撮影して更新しています。よろしければご覧ください。
この記事で参考にした情報源
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テストステロン補充にデュタステリド併用、除脂肪体重の増加量を減らさず|医師向け医療ニュースはケアネット (carenet.com)
コメント
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